坐骨神経痛の激痛・激痛の原因と対処法
当院にも問い合わせの多い坐骨神経痛の症状。
腰やお尻、太ももの裏側からふくらはぎにかけて締め付けられるような痛みと痺れ。
仕事も手につかず家事もままならない状態…こんな状況とても困りますよね。
このような坐骨神経痛の激痛ですが、考えられる原因と対処法をお伝えします。
そもそも、坐骨神経痛の原因は?もし坐骨神経痛になってしまった時の対処法を書きました。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛の原因としては、炎症と筋肉の緊張があります。坐骨神経という神経の問題もありますが、神経が原因の坐骨神経痛は少数です。
なにもしなくても痛む場合は炎症、少しでも動いた時に痛む場合は筋肉が原因かもしれません。
炎症が強い時の特徴
炎症が強い時の特徴は、安静にしていてもズキズキ痛みがあるという事です。
身体の中で炎症が起きていますので、じっとしていても痛みがあります。寝ている時や安静時痛があるようでしたら炎症が原因の可能性があります。
筋肉に問題がある時の特徴
坐骨神経痛の痛みの原因が筋肉の場合は、ずっと座っていると痛くなる場合や少し動いた時に痛みが出る場合とあります。
筋肉が縮んで固まってしまうと、動かすときとても痛みを発生します。怪我をした時の傷口が開くと痛いように、固まった筋肉が動く時に痛みが出るのもこれと同じ理屈です。
炎症が強い時にしたらダメな事
炎症が原因の時(安静時痛が強い時)は筋肉を温めすぎるのはよくありません。
温めると効果がありそうですが、炎症時にさらに温めると炎症が強くなり、さらに痛みが強くなります。
痛みが強い場合はシャワーなどで済ませるのが良いでしょう。
筋肉が原因の時にしたらダメな事
筋肉が原因の場合(動いた時に痛みが強い時)はいくつかありますのでご説明します。
1.痛みを我慢して動きすぎない
筋肉の緊張が強くて痛みが出ている場合は、無理に動くことは控えた方がいいです。痛みがとよく、そもそも動くのが大変だと思いますが、仕事の場合はできるだけ体に掛かる負担を軽減した方が良いでしょう。
筋肉を休ませることも必要です。
2.強いマッサージやストレッチをしない
筋肉が原因なのでマッサージやストレッチで伸ばしたり緩めたりした方がいいと思う方もいると思います。
筋肉が怪我をしている状態の時に痛めている筋肉に刺激を入れる方法はあまり良い方法ではありません。
炎症が強い時の対処法
炎症が強い時は痛み止めを飲むのも一つの方法だと思います。
薬をあまり飲みたくないという方もいると思いますが、痛みで寝れない場合などは薬を飲んで少しでも睡眠をとって回復に努めた方が良い場合もあります。
筋肉が原因の場合の対処法
まず、筋肉が原因の場合は可能であれば安静にするのも一つの対策です。一番痛みが少ない体勢で休むのが一番です。
坐骨神経痛でお困りの方へ
坐骨神経痛の原因は説明したように、炎症と筋肉の問題があります。もちろん、両方とも鍼灸の治療対象になります。
当院で行っている治療はマッサージやストレッチなどはしないで、鍼治療のみの施術です。痛みや炎症が強い場合は鍼の刺激が一番体に優しい治療です。
痛みの状態や程度により回数や通院頻度は変わりますが、最短での症状の改善を目指します。
腰痛に伴う痺れなどの症例を紹介しています。参考にして下さい。