むくみやすい季節にセルフケア
足のむくみ解消!セルフ灸の効果
こんにちは。アネストsin灸院の若林です。
あなたは足のむくみや、体のむくみが気になることはありませんか?
一日中立っていたり、デスクワークが続くと足のむくみが気になる方が多いと思います。夕方になると足がむくんで靴がきつかったり、飲み会の次の日は顔がパンパンになっていたり笑 このような経験は、皆さんあると思います。
実は、私も体がむくみやすく、お酒などを飲んだ次の日は顔がパンパンになります。
患者さんに顔を見られるのが嫌になるぐらいパンパンになります…
そこで今回は「むくみに対して自分で、できるセルフ灸」をお伝えしていきたいと思います。
自宅でお灸をする方法
(画像はネットからお借りしました)
ちなみに、商品のパッケージはこんな感じです。
(画像はネットからお借りしました)
お灸は火を使うので、火傷や煙、匂いなどいろいろ気になる事があると思いますが、一度コツをつかめば簡単で安全です。
お灸はドラックストアなどで販売されています。いろいろ種類がありますが初めての方は熱さが真ん中レベルのものか、弱いレベルの表記になっている物がおすすめです。
セルフ灸を実践
お灸に台座が付いています。その台座には穴が開いており、その穴からもぐさの熱がツボへと伝っていく仕組みです。
使う時は、底のシールを剥がして、ツボの上に貼り付けます。
ツボの見つけ方
今回、紹介するツボは手と足にあるツボです。手と足であれば、比較的、自分でもお灸を載せやすく、熱くなってもすぐに対処できます。慣れてくると、使える範囲は広がると思います。今回は「合谷」と「足三里」をご紹介します。
合谷(ごうこく)
(画像はネットからお借りしました)
人差し指の骨を手首の方にたどっていき、親指の骨と交わるところから少し上にあります。自分で押してみて、「ちょっと痛いけど、効いてる感じがする」そんな感じがする所が、合谷です。ここは、目の疲れや、首の筋肉とも関係しています。一番、関係しているのが呼吸です。忙しくくなると、自然と呼吸も浅くなります。呼吸が浅く感じたり、睡眠が浅い感じがする時は使ってみて下さい。呼吸がスムーズになると、体全体の循環も良くなるので、むくみの解消にも繋がります。
足三里(あしさんり)
(画像はネットからお借りしました)
次は足三里です。このツボの場所は、膝のお皿の下から指4本分下の脛の筋肉に取ります。足三里のとり方は少し難しいですが、ご説明します。左の足三里をとる場合、右手の人差し指を膝のお皿の下に当てます。そうすると、小指が脛の所にくると思います。小指が当たる、脛の筋肉で筋張って感じるところが足三里です。このツボはダイレクトに胃腸に関係していますので、飲み会の次の日などのむくみに関係しています。最近、胃腸の調子が悪く、腰の少し上がすごく凝るなども、胃腸の疲れが関係している場合が多いので、足三里おすすめです。
いざ、お灸をすえる!
お灸を据える前に、せっかく見つけたツボに水性のペンで印を付けることをおすすめします。
いざ、お灸に火をつけて、ツボに載せようと思ったときに、ツボの場所がわからなくなると少し焦ります笑 シールを剥がしてから、ライターなどで火をつけ、ツボに載せてください。以外に煙が出ますので、必ず換気扇は回してください。
そして、もぐさの匂いも出ますので、明日着ていく服や、スーツなどは違う部屋に持っていったほうがいいです。
最初は、まったく熱くありません。1分ぐらいしてくると段々、熱くなってきます。熱さを感じてきたら、ツボにも効果があります。熱さを我慢したほうが良く効くなどはありませんので、ほどほどのところで外してください。
外す時のコツ!
以外に、粘着力が強いので、お灸をまっすぐ引っ張っても取れにくいです。そんな時は、お灸の台座を、くるっと捻るように外すとはずれやすいです。
セルフ灸の役割
まずは、自分の体をいたわるという感覚が出てきます。
鍼灸師をしていると、いろいろな症状の方に出会います。その中で感じることが、皆さん自分の体がどれほど頑張っているか気づいていない、または、自分の体にかまう時間が無い。
仕事や育児などに追われ自分の時間を、なかなか取れていないのではと感じます。
たとえば、「今日はお風呂上がった後に、少し時間があるから、お灸でもしてみようか」など、自分に使う時間や自分の体に興味を持つきっかけにもなると思います。もちろん、ツボ刺激による効果も十分期待できます。
なので、すこし時間のある日などは自分のリラックスする時間にお灸もしてみてください。
セルフ灸の注意点
- 火を使うので、取り扱いには万全の注意を払いましょう。使い終わったお灸を入れる容器は、水を張ったものが良いでしょう。
- 一度にたくさんお灸をしないようにしましょう。
- 顔にはしないでください。
- お酒を飲んだ後の、お灸はしないでください。
このほかにも、付属の注意書きを必ず読んで、使用してください。
これを読んでいるあなたが、今以上に快適に過ごせるお手伝いが出来ればと思い、今回はセルフ灸のお話をさせて頂きました。なにか、ご不明な点や、鍼灸治療に対してのご質問などありましたら、お気軽にご連絡ください。